そろそろ本格的なトレーニングを開始しないと、シーズン中に出来上がった脚と体が元に戻ってしまいそうで、不安でした。
そこで、今日は、初心に帰って荒川上流を「水道橋」まで約120kmのトレーニングに行って来ました。
坂は無いので、なるべく高速巡航を心がけ、行きはだいたい時速35キロから40キロをキープ、帰りは30キロ前後、という計画で出発しました。
自宅前で、久々のCAAD9。
余談ですが、チェーンを洗浄して、オイルを注す時にスプレーで注すと、オイルが付き過ぎて、すぐチェーンが汚れてしまい、気になっていました。
なんとかチェーンの表面にはオイルを付けず、稼動部だけにオイルを注す方法は無いものかと考えました。
考えた末にたどり着いたのが、小さい容器にスプレーして、オイルを溜めておいて、水彩用の、非常に小さい筆(穂先の長さが5ミリくらいしか無くて、すごく細いヤツ)に、オイルを付けてチェーンの稼動部にひとコマずつ塗って行く方法です。
今のところ、なかなか良い感じです。
いつものように、朝霞パブリックから荒川に入ります。
ただし、いつもなら秋が瀬公園を抜けて行くのですが、今日は右側の堤防の上を行きます。
先日偵察した時に、秋が瀬公園に入るより、なんとなく眺めが良く、堤防が終わるとすぐに羽根倉橋のサーキット場のところ出られます。
羽根倉橋からいつものコースに戻り、さて、ここから本日のトレーニングの開始です。
皆様方をブチ抜きながら、(といっても、今日本気走りのレーサーはあまりいません。)あっと言う間に入間川の分岐です。
調子がいいな。
物見山方面の一般道の分岐を直進して、荒川をさらに遡ります。
ここで、前方遠くに一人のローディーの姿を認めました。
けっこうなスピードで走っているようです。
へへへっ! 今日のターゲットは決まりました。
まずは追いつきます。
やはり速いです。
40キロ弱で巡航してます。
少し距離を空けてついて行きます。
しばらくすると、後に付いているのがわかったのか、たまにスピードを上げますが、限界なのか、すぐ以前のスピードに戻ります。
追い抜く事も考えたのですが、たぶんこのスピードだと、42,3キロで走らないと先行ローディーさんを引き離せないでしょう。
2キロくらいは先行できるでしょうが、脚を使った分、すぐスピードが落ちて、抜き返されるでしょう。
このまま付いて行く事にします。
それにしても、今日はほんとに良く脚が回ります。腰も全く痛くなりません。自分でもリラックスして乗れているのがわかります。
ちょっと嬉しくなります。
吉見の桜堤。
数キロにわたって続きます。
桜の季節には行ったことがありません。
さて、吉見運動公園管理事務所まで、先行ローディーさんと一緒に走りました。
彼はそのまま走って行ってしまいましたが、私は、この、自転車乗りのオアシスに寄って行きます。
いい雰囲気です。
ちょっとした食料も置いてあります。
遠くに、水道橋が見えてきました。
この橋は、水道管を渡すために架けられています。
この雰囲気が結構好きです。(この雰囲気って、どの雰囲気なんでしょうかね)
ここは、2007年にこのCAAD9を買った直後に、車で秋が瀬公園まで来て、よくここまで着ました。
まだ、ホイールも、パーツも変えていなく、買ったままの姿でした。
なぜ降りて休まないかは、あとで説明します。
帰りも、順調。
平地の田舎風景に誘われて、荒川を降りて、写真を撮ります。
コスモス、堤防、青い空。
川岸屋で肉うどんとビールを飲む事だけを考えて、飛ばして行きます。
結構早く川岸屋。
夢中で食べました。なんて美味しいんだろう。疲れた体にエネルギーが行きわたる感じです。
さて、身も心も満足したところで、一気に秋が瀬まで走ります。
調子の良い時って、距離が短く感じますね。
あっけなく、秋が瀬です。
いつもは、ここで大休止するのですが、今日はポカリを買って飲んだらすぐに出発。
一般道も難なくこなし、14:00頃に自宅着。
充実したトレーニングでした。
※自転車を止められなかった理由
すさまじい小さな虫の大群が、常に柱みたいになって、そこらじゅうに飛んでました。
その虫柱を通過するときは、恐ろしいほどでした。
砂塵の中を進むようで、虫が顔や体のバシバシ当たります。
口や鼻、目に容赦なく入り込みます。
幸い、茨城の筑波を走った時に、この虫柱の経験があったので、なんとかやり過ごせましたが、
約30キロくらい、こんな状態が続きます。。
止まると、体中に虫が止まります。虫だらけになります。虫嫌いの人は、間違いなく発狂します。
だから止まれません。
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