2011年10月10日月曜日

始動

乗鞍の後、自転車に乗っているとは言っても、幸村号でポタリング程度でした。

そろそろ本格的なトレーニングを開始しないと、シーズン中に出来上がった脚と体が元に戻ってしまいそうで、不安でした。

そこで、今日は、初心に帰って荒川上流を「水道橋」まで約120kmのトレーニングに行って来ました。

坂は無いので、なるべく高速巡航を心がけ、行きはだいたい時速35キロから40キロをキープ、帰りは30キロ前後、という計画で出発しました。

自宅前で、久々のCAAD9。


昨夜、チェーンのメンテナンスと、ブレーキシューを前後とも交換しました。


余談ですが、チェーンを洗浄して、オイルを注す時にスプレーで注すと、オイルが付き過ぎて、すぐチェーンが汚れてしまい、気になっていました。

なんとかチェーンの表面にはオイルを付けず、稼動部だけにオイルを注す方法は無いものかと考えました。

考えた末にたどり着いたのが、小さい容器にスプレーして、オイルを溜めておいて、水彩用の、非常に小さい筆(穂先の長さが5ミリくらいしか無くて、すごく細いヤツ)に、オイルを付けてチェーンの稼動部にひとコマずつ塗って行く方法です。

今のところ、なかなか良い感じです。


いつものように、朝霞パブリックから荒川に入ります。

ただし、いつもなら秋が瀬公園を抜けて行くのですが、今日は右側の堤防の上を行きます。


先日偵察した時に、秋が瀬公園に入るより、なんとなく眺めが良く、堤防が終わるとすぐに羽根倉橋のサーキット場のところ出られます。

羽根倉橋からいつものコースに戻り、さて、ここから本日のトレーニングの開始です。

皆様方をブチ抜きながら、(といっても、今日本気走りのレーサーはあまりいません。)あっと言う間に入間川の分岐です。


今日は、なんだかとてもスバラしく脚が回ります。平地でこんな楽しく飛ばせるのはあまり無い事なのですが。

調子がいいな。

物見山方面の一般道の分岐を直進して、荒川をさらに遡ります。

ここで、前方遠くに一人のローディーの姿を認めました。
けっこうなスピードで走っているようです。

へへへっ! 今日のターゲットは決まりました。

まずは追いつきます。

やはり速いです。

40キロ弱で巡航してます。

少し距離を空けてついて行きます。

しばらくすると、後に付いているのがわかったのか、たまにスピードを上げますが、限界なのか、すぐ以前のスピードに戻ります。

追い抜く事も考えたのですが、たぶんこのスピードだと、42,3キロで走らないと先行ローディーさんを引き離せないでしょう。

2キロくらいは先行できるでしょうが、脚を使った分、すぐスピードが落ちて、抜き返されるでしょう。
このまま付いて行く事にします。

それにしても、今日はほんとに良く脚が回ります。腰も全く痛くなりません。自分でもリラックスして乗れているのがわかります。

ちょっと嬉しくなります。

吉見の桜堤。


数キロにわたって続きます。
桜の季節には行ったことがありません。

さて、吉見運動公園管理事務所まで、先行ローディーさんと一緒に走りました。

彼はそのまま走って行ってしまいましたが、私は、この、自転車乗りのオアシスに寄って行きます。
いい雰囲気です。

ちょっとした食料も置いてあります。



水を補給して、ここからすぐの、本日の目的地、「水道橋」に向かいます。

遠くに、水道橋が見えてきました。


水道橋に到着。

この橋は、水道管を渡すために架けられています。

この雰囲気が結構好きです。(この雰囲気って、どの雰囲気なんでしょうかね)

ここは、2007年にこのCAAD9を買った直後に、車で秋が瀬公園まで来て、よくここまで着ました。
まだ、ホイールも、パーツも変えていなく、買ったままの姿でした。


さて、自転車を止めることなく、引き返します。


なぜ降りて休まないかは、あとで説明します。

帰りも、順調。

平地の田舎風景に誘われて、荒川を降りて、写真を撮ります。

コスモス、堤防、青い空。


腹へった!!

川岸屋で肉うどんとビールを飲む事だけを考えて、飛ばして行きます。

結構早く川岸屋。


肉うどん大盛りと半ライス、そしてビール!

夢中で食べました。なんて美味しいんだろう。疲れた体にエネルギーが行きわたる感じです。

さて、身も心も満足したところで、一気に秋が瀬まで走ります。

調子の良い時って、距離が短く感じますね。

あっけなく、秋が瀬です。


いつもは、ここで大休止するのですが、今日はポカリを買って飲んだらすぐに出発。

一般道も難なくこなし、14:00頃に自宅着。

充実したトレーニングでした。


※自転車を止められなかった理由
  すさまじい小さな虫の大群が、常に柱みたいになって、そこらじゅうに飛んでました。
  その虫柱を通過するときは、恐ろしいほどでした。
  砂塵の中を進むようで、虫が顔や体のバシバシ当たります。
  口や鼻、目に容赦なく入り込みます。
  幸い、茨城の筑波を走った時に、この虫柱の経験があったので、なんとかやり過ごせましたが、 
  約30キロくらい、こんな状態が続きます。。
  止まると、体中に虫が止まります。虫だらけになります。虫嫌いの人は、間違いなく発狂します。
  だから止まれません。

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