2011年6月23日木曜日

ツール・ド・美ケ原 当日

朝4:00に起床。

KJTと私の軽自動車2台で、市内を避けて、松本トンネル経由で浅間温泉入り。20分くらいで到着。

本郷小学校に車を止めて、準備。

とにかく、朝飯。もうハンガーノックはヤダ。

自転車セットして、着替えて、昨日ベイシアで仕入れたおにぎり3個をほお張る。
KJTは三本ローラーでアップ。やる気満々の様子。

アップ嫌いの私は、ローラー持ってきていないので、野球場の周りをまったりと5週。
昨日の会社からの障害連絡でモチベーションが下がっていると思っていたが、なかなかいい調子です。
明日の事は考えないで、今日一日、目一杯楽しもうという気になって来ます。

ロードレーサー男子Eは、7:41のスタート。ロードでは、チャンピオンに続いてのスタート。


スタートを待つ間に、カロリーメイトのゼリーでダメ押しの補給。

スタート位置に付く。


このスタート直前のワクワク感、緊張感がたまらないですね。
タイムプラカードを持っている美ヶ原ガールも美しい。(写真撮るの忘れました。)
今日は、君のために全力を尽くすよ、とかバカな事を考えているうちに、スタート10秒前。

慌ててクリートをはめてスタート準備。

スタートっ!

みんな、結構なスピードで飛び出していきます。

そんなスピード出したって、30秒もしないうちに歩いたほうが速いようなスピードになるのに・・・・。

温泉街を抜けると、激坂。直登。
毎年の事ながら、キツイ。
白石の3倍くらいキツイ。
でも、結構いい調子。

しかし、この激坂は、見逃してはくれませんでした。
直登の終わりの左90度カーブで、フラフラの先行車に接触寸前。左右逃げ場無し!
お~い、脚ついちゃったじゃないか~

文句言っている時間も惜しいので、自転車抱えてダッシュで勢い付けてサドルに跨る。
勢い付けないと、走り出せないほどの傾斜。

S字カーブを越えてもまだまだ続く激坂。

は、早く、エメラルドグリーンに輝く「みすず湖」が見たい!
あまりにつらい、この激坂、脳みそは記憶拒否。何をどうしたのか、あまり覚えていないのです。

ようやく、女神のようなみすず湖。

道は平坦。

脚、休めたいけど、ここで休めたら負け。
トップに入れて必死に回します。

回した先には、また壁のような坂。
何か、ボク、悪いことしましたかっ! 何でボク、こんな目に合っているんですかっ!

しかし、坂に突入すると、先ほどの激坂に比べたら、なんと楽なこと。
しばらく、淡々と上って行きます。

驚いたことに、脚回しながら、寝そうになりますが、草津の時の、限界を越えた、ヤバイ眠さとは全く違います。
時折、傾斜がゆるくなる所では、ギアを上げ、疲れるとダンシング。
このあたりの感触は、先週の富士と同じです。

給水所で、水を取り、口に含みます。
なんか、余裕があります。

でも、10キロの中間点通過。
最初の激坂がキツかったため、まだ残り11キロあるの~っ という感じ。

しばらく、スピードが同じ連中と抜きつ抜かれつ進んで行きます。

パッっと視界が開けたら、これも美ヶ原名物、長い下り!

すかさず、トップに入れて、わけの分からない言葉を叫びながら下ります。

最大55キロのスピード出ました。

回して、回して、少しの登りはトップのままダンシング。

最後、ゴールまで500m。ゆるい上り坂。

歯を食いしばって、先行する同じ男子Eの選手を二人パス。

ゴールっ!!

今日も涙が出るほど気持ちいい。幸せだ~っ!!

達成感に包まれます。これがある限り、ヒルクライムはやめられないですね。

下山用ザックを回収し、レッグウォーマー、アームウォーマー、ウインドブレーカーを着こんでKJTを待ちます。


しばらくして、KJTゴール
なんでも、あの激坂の左カーブで落車に巻き込まれてしまったようです。
怪我を心配しましたが、幸いなんともないようで一安心。


ほんとに、あそこのポイントは要注意。
あそこをうまく切り抜けられたら、美ケ原を制したようなものです。

帰りの下山中、早くも次の鳥海山に登りたくなっています。


タイムは、1:38:41
順位は、男子E165人中72位。
まあ、こんなもんでしょう。草津に比べれば上出来です。

昨年より、ちょうど1分短縮しました。

来年も必ず来ます。

また来年よろしくねっ!

2011年6月22日水曜日

ツール・ド・美ケ原  前日


今年も行ってまいりました。

ツール・ド・美ケ原!

今年は、自転車部のKJTが一緒。
前日に松本入り。
中央高速のみどり湖パーキングで待ち合わせ。
早く着きすぎたので、周辺を散歩。

で、松本入り。

受付を済ませ、松本城へ。

歴史好きなKJTと、侍の私は、迷いもなく、600円払って松本城の内部見学。
大変な混雑の中、ようやく天守閣まで登って、大感激。
構造がよく分かります。


その後、松本市内見物に行ったのですが、会社からまさかの障害連絡。
なぜ、このタイミングで、障害なの?

モチベーションが一気に下がります。

何とか片付けて、本日の宿泊先、道の駅「ほりがねの里」へ。

受付会場で、今年から、浅間温泉の駐車場での車中泊は禁止とのアナウンスが流れていたため、浅間温泉車中泊は素直に断念。

隣接するベイシアで食料、酒の調達をしてから道の駅定着。

ここは、数年前、りんりん倶楽部のTCRさんと安曇野遠征の際に利用したので、勝手は分かっています。

公園の東屋が、本日の居酒屋。

さっそくKJTと先ほどの障害を振り払う勢いで酒盛り。

しかし、50半ばと30半ばの変なコンビが普通の公園の東屋で酒盛りしてたら、誰も近寄ってきませんね。
案の定、誰にも邪魔される事無く、東屋占有できました。

いい具合に酔っ払って、車の中へ。

明日もどうなることやら・・・・・・。

2011年6月14日火曜日

富士ヒルクライム

さあ、富士です!

しかし・・・、金曜日の夜は、居合の稽古でさんざんしごかれて、体ボロボロ。

土曜日は、18:00から日比谷松本楼で高校スキー部OB総会。
自転車積んだ車で乗り付けて、酒一滴も飲まずに20:30の終了と同時に富士に向かいました。

22:30くらいに道の駅富士吉田に到着、仲間と合流。
買ってきたビールと酒で24:00まで道の駅アウトドア宴会。

3:30に起きて、準備開始。
霊園駐車場まで車で移動。

会場。

幸い、雨はなんとか大丈夫の様子。
しかし、何回来ても、この人数には圧倒されます。


我が自転車部は、第7スタート。後ろから2番目。

第3スタートのローベさんに会いに行く。
腰の調子、だいぶ良さそうで安心しました。

アスリートクラスのスタートが7:00、我々第7スタートは7:30。


本日の朝食はオニギリ3個。
あっという間にスタート時間。

みんなでゆっくりスタート。

無心で淡々と脚を回しているけど、いつ昨年と同じ状態になってしまうのか、とても心配。
ペースを上げるな、ゆっくり、ゆっくり、と言い聞かせて登る。

昨年ボロボロだった第一給水点通過。
ん、大丈夫か? いや、まだわからない。

なかなかペースアップする勇気が沸いて来ない。
ギアを上げて、ダンシングで脚をリフレッシュしながら登って行く。

腰が痛い。
ギアの選択に注意を払う。

少しでも斜面がゆるくなると、チェンジ。
乳酸が溜まりそうになるとダンシング。

下ハンを握って、戦闘モードに入りたいが、臆病になっているのか、なかなかキッカケが掴めない。

太鼓の駐車場の手前で、自転車部の最若手KSY君の後ろ姿が目に入る。
いつ抜かれたのか、全然わからなかった。

並走して、しばらく話ながら登る。
「脚はまだ全然大丈夫ですけど、腰が痛いです。」との事。
えっ! 余裕じゃん。(すごく焦る。)
オレ、脚全然大丈夫じゃ無いし。
しかも、先週、こっそり白石上ってきたらしい。

森林限界を超えて、山岳スプリット区間。
そろそろスピードアップ。

KSY君を引き離しにかかる。

大丈夫、まだ大丈夫。徐々に戦闘モードへ。
後ろを振り向けない。
KSY君、結構離したか? それともぴったり付いているのか?

ようやくゴール前の緩斜面エリアに突入。
フロントトップに入れ、思いっきり回す。

でも、山岳スプリット区間で脚を使ってしまったため、思った以上にスピードに乗れない。
緩斜面最終部分で、KSY君に抜かれる。

一瞬反応が遅れる。
次のゴール直前のきつい登りで、必死に距離を詰めるが、追いつかない。

そのまゴール!
気持ちいいな!


五合目は富士山がくっきり。


全員集合後、みんなで下山。
下山後は、お決まりの吉田うどん!




会心の走りとまでは行きませんでしたが、何とか昨年のリベンジを果たせ、また、草津で失った自信を取り戻す事ができました。

みんな、ありがとう!

来週は、美ヶ原。
このモチベーションを保ったまま、参戦して来ます。

2011年6月7日火曜日

で、出たいっ!

今日帰宅したら、何と第8回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの案内が届いていました。



この大会は、有名な「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」、通称「表乗鞍」の反対の岐阜側から上る、「裏乗鞍」の大会です。

去年は、ツール・ド・美ケ原と重なり、エントリーしませんでしたが、悪天候で中止でした。

一昨年にはじめて参加しました。

キツかったです。

1,000人に満たない参加者でしたが、なんと、実業団の部が併設されています。

スタート会場の緊張感は、他の大会の比ではありませんでした。
アップのためのローラーのうなり音がスタート会場を包んでいる、熱い大会でした。

当然、猛者ばかり。
「私、坂登るの始めてですぅ~・・・。」とか、「タイムじゃなくて、完走が目的ですぅ~。」適なヤカラは皆無でした。

結構調子が良かったにもかかわらず、リザルトは下位の方でした。

表乗鞍より、斜度はきついでしょう。

パンフレットの「この坂はハンパじゃない!」、いいな~、この感じ。
坂バカとしては、何としても挑戦したくなります。

だけど、今年は出れません。

両親の冥土の土産のために、北海道に連れて行く約束をしています。
もう、年ですし、来年は足腰が立たなくなっているかもしれません。

私の足腰は、あと20年は坂を上れます。(上がるつもりです。)
今年、どちらを優先するかは決まってますね。

来年は必ず出ます!

余談ですが、岐阜側の乗鞍の拠点となる、「ほうのき平」から、飛騨高山行きのバスが出ています。
45分で高山です。
一昨年は、一番に受付を済ませ、車をほうのき平の駐車場に置いて、バスで高山に出ました。
なぜバスかって?

「酒」です。「さ・け」。

高山には、酒蔵が5~6軒あり、100円~200円払えば大吟醸だろうが、純米酒だろうが、好きな酒をマスで飲ましてくれます。

ビール片手に1軒2マスずつ飲んで、6件廻れば、ベロベロに酔えます。
しかも、安上がり。

本当は、コッチの方が本命だったりします。

楽しみは、来年までおあずけ。

2011年6月5日日曜日

中途半端だな。

富士ヒルクライム1週間前。

最終調整で定峰を上がる予定でしたが、金曜日から風邪気味。
すぐ風邪薬を飲み始めたため、幸いひどくなる気配はありませんが、ノドが痛いです。

あまり無理をせず、自宅から物見山に向かいました。

荒川CRに入ると、さすがにレースシーズンだけあって、集団で走行しているチームが多かったです。久し振りの梅雨の晴れ間のせいでもありますね。

上江橋を過ぎたあたりから、さらにノドが痛くなり熱っぽさもあるようで、体が思うように動きません。
これでは、物見も無理か。

ホンダエアポートまで行って折り返すことにします。

エアポートです。
よく見ると、ちっちゃな飛行機(セスナみたいなヤツ)がいっぱい。
みんな結構ボロい。
こんなんで飛べるのか?



秋ヶ瀬まで戻って、なんとなく消化不良なので、なんとなく彩湖を2周して帰りました。



彩湖と秋ヶ瀬を結ぶ通路にある「さくらそう水門」。



やはり、体調が悪かったせいか、キレの良い走りができず、なんとも中途半端なトレーニングとなってしまいました。

80キロしか走っていないのに、妙な疲労感だけが残りました。
まあ、こんな日もあるでしょう。

富士の翌週は、いよいよ全日本ヒルクライムシリーズ戦が始まります。
蔵王が中止になってしまったので、例年通り美ケ原がシリーズ第一戦となります。
美ケ原、鳥海山、そして乗鞍。

今年も、乗鞍で気持ち良く燃え尽きたいですね。

2011年6月4日土曜日

来ました!

富士ヒルクライムの案内が来ました。


2時間で申告したら、第7スタートでした。
第8スタートまでしか無いので、みんな結構速いタイムで申告しているんですね。

富士は、昨年は10キロ地点で両足が攣ってしまい、散々な結果でした。
今年のレース初戦の草津ではこれまた無様な体たらくでした。

何としてでも名誉挽回したいところですが、7日、8日に連続で飲み会が入っており、さらに、11日の土曜日は、18:00から高校時代のスキー部のOB総会があり、役員の私は欠席できません。

一緒にエントリーしている自転車部の連中に代理受付をしてもらい、OB総会が終わり次第に富士山に駆けつけます。

たぶん、富士山到着は午前0時ころでしょう。

あまり良くないコンディションになりそうですが、関係ありません。
力の限り走ります。

目標は、当然、1時間30分切りです。