2011年7月31日日曜日

BB

BB。

ボトムブラケット。

先日、自転車部のMZN君に教えてもらったTOKENのボトムブラケット、入れてしまいました。
4,000円前後でも、超良く回るとの事でした。


グレーのヤツ。

ULTEGRAのグレーと同じ。

セラミックの12,600円のと、セラミックじゃない4,750円のがありますが、初め、12,600円のを買おうとしました。

新宿の某店、4,750円のヤツしか置いてありません。「これって、シマノの純正のより、良くまわります?」と聞いたら、若い店員、先輩に聞きに行きました。

「セラミックの方は良く回りますが、安いほうはシマノと同じです。カラーコーディネイトでおしゃれのためのものだと思います。今、セラミックの方は在庫切れです。」

ふ~ん。

なんか、買う気がなくなりました。

その後、行きつけの池袋の某店。

ここには、12,600円のヤツと4,750円のヤツ、両方ありました。

「これって、セラミックで12,600円の方がやはり、良くまわるんですか?」

「あまり大差ないです。むしろ、4,750円のほうが良く回るくらいです。シマノが3回転する間、10回転くらいします。」

ふんふん。

MZN君の意見と同じだ。

買いました。

さっそく付けました。(取り付け工具、3,250円もしました。)



ほんとに良くまわります。

これで、完成車で買ったCAAD9は、フレーム以外、すべて完全に入れ替わりました。

新しいフレームも欲しいですが、色々手を加えて育ててきたこのCAAD9にずっと乗っていたいような気もします。
いまどき、珍しい、フルアルミのレーシングフレームです。
付き合いは、真田幸村号の方がはるかに長いですが、色々なレースで苦楽を共にした回数は、このCAAD9の方が多くなりました。

来週、走るのが楽しみです。


2011年7月29日金曜日

矢島result

矢島の結果、出ました。

1:21:07

男子Eクラス(50歳から60歳までのじじいクラス)、160人中49位。

全体970人中502位。

う~ん、もう少しいけてると思っていたのですが、こんなもんですかね。

クラス順位は、昨年よりはるかに上がっているので、、まあ良しとしましょうか。



ところで、今年の東北自動車道、明らかに昨年までと異なる様相を呈していました。

トラックの数がすさまじく多かったです。

震災後の復旧のための物資輸送が集中しているのでしょう。

高速道路の上を、被災地に向かって延々とつながって走っているトラックを目の当たりにして、わけも無く胸が熱くなりました。

災害に遭われた方々が、生活を立て直し、心に平穏が訪れる日が、少しでも早く来る事を願わずにはいられませんでした。

2011年7月25日月曜日

矢島③

朝4:30起床。

晴れていますが、鳥海山はすっぽり雲の中。


昨夜ローソンで買った朝食のオニギリを頬張ります。

昨夜の酒も残っておらず、爽快な朝です。

例によって、KJTは、やる気満々でローラー台。しかも気迫の三本ローラー。(実は、三本ローラーしか持っていない。)

私は、周辺をまったりと周回。

準備完了でスタート地点へ。

なんと、男子E、F、Gは、チャンピオンのすぐ後のスタート。
パレードの出発のため、道路に整列。

8:00にパレード開始。
町中の人々(といっても少ないのだが。)が、自宅前に出て応援してくれる。うれしいのだが、御年配の方々ばかりです。

スタートラインに整列。


たしか、スタート直後しばらくは、平坦コースだったはず。 フロントをトップに移動しておきます。
コース変更の影響がどう出るかわかりません。

スタートっ!

平坦コースは、あまり頑張りすぎず、そこそこ回して行きます。

このスタート直後の雄大な景色は素晴らしい。

あっと言う間に上り開始。

あれ? すごくつらい。 もうやめたい。 自転車、降りていいですか?

いつも、スタート後30分くらいまではこんな感じなんで、ガマン、ガマンと言い聞かせていたら、ほんとに30分くらいしたら急に楽になりました。

ペースの同じ選手を見つけては、後について、すこしずつペースを上げて行きます。

ビギナークラスのゴールの8キロ地点の給水ポイントで冷たい水を飲んだら、さらに調子が上がりました。

気がつくと、すぐ手が届きそうなところに海が見えて、島が浮かんでいます。絶景です。
隣の選手に、「絶景ですね~。日本海ですね~。」と話しかけたら、「そんな余裕ありませ~んっ!」と怒られました。

ダンシングで脚をリフレッシュさせながら上って行きます。
登り一辺倒でなく、随所に短い下りやフラットな区間が現れます。
ギアの選択に気を使います。

そうこうしている間に、ゴールまで5キロの標識。なんか、あっと言う間です。

D、C、B、Aの早い連中にどんどん追い抜かれますが、マイペース。決して追いません。(追えません。)

残り2キロの標識でちょっと考えます。
そろそろ全開?、いや、まだまだ。

残り1キロ、まだまだ。

残り500メートル。
全開!

ゴール前の急斜面をダンシングで力いっぱい上がります。

当然皆様をぶち抜いて行きます。

「真ん中行きま~すっ!」 「右行きま~すっ!」

き、気持ちいい! 相当な人数を後方に追いやって、このままゴール?

・・・・・・ダメでした。

残り100メートルで力尽きました。

カッコ悪く、ヘコヘコとゴールしました。


でも、最後500メートルであれだけ走れるという事がわかっただけでも今回は収穫でした。
全体のペース配分に気をつければ、もっと行ける気がします。

ゴールしたとたんに大雨。
レース中も上の方は小雨状態でした。

スイカを食って、KJTと合流して、下山準備している時も、さらに大雨。
レインウエア着て、完全装備。

2番目の集団で下山。

ハンパない大雨。こんな雨の中の下山、一昨年の岐阜乗鞍以来です。

でも、標高と傾斜と風が無い分、今回の方が楽でした。

岐阜乗鞍の下山は本当に怖かった。

あの時は、主催者側も真っ青で、自信の無い選手は、絶対ムリして下山しないで、急遽用意した下山用バスに乗ってくれ、とアナウンスする程でした。

今回も無事下山。

タイム、順位は、公開待ち。

泥だらけになった自転車を拭いて、車載。



矢島の皆様、ありがとう!
来年も必ず来ます!
帰りに鳴子温泉に入って帰りました。

楽しい楽しい2日間が終わってしまいました。

早く来年が来ないかな。



来月はシリーズ最終戦、乗鞍です。
私にとっても、今年のヒルクライムの最終戦です。

シリーズ戦出場の選手たちは、この日本最高峰のヒルクライムレースに照準を合わせ、トレーニングして来ます。

どんなレースになるか、楽しみです。

矢島②

さて、駐車場に定着。

桜の樹の下に、椅子とテーブルをセット。


鳥海山は、その頂まではっきりと見えてます。
今年、三回目ですが、鳥海山の山頂まで見れたのは、今回が初めてです。


今年は、KJTと一緒なので、夏祭りにも参加します。

定着後、練習好きなKJTは、坂を求めて走りに行ってしまいました。

私は、怪しげなカッコで自転車に跨り、酒調達。

この矢島には、私の大好きな、酒蔵があります。
「天寿酒造」という酒蔵です。
毎年、この酒蔵に行って、「純米吟醸 鳥海山」という酒を買うのが恒例となっています。

天寿酒造。


4:00に行ったら、もう閉まってます。

やむなく、町の酒屋に。

3件廻ったけど、「純米吟醸 鳥海山」が無い! 大ピンチ。
仕方がないので、「純米吟醸 天寿」を買いました。KJT用のビールも。
で、祭りの前に、明るいうちから、鳥海山見ながら酒盛り。


出来あがったころ、祭り会場へ移動。
矢島ガールズ?のよさこい、渋谷幸平の津軽三味線のあと、ものまねタレント・翔子のステージ。これが一番面白かった。




本日のメイン。歌、うまい。
テレビにも出ているらしいんで、今後チェックしておこう。

祭り会場で、生ビール飲んで、出店でいろいろ買って食って、ああ、楽しいですな。ワシら、何しに矢島まで来たんでしたっけ。

祭りも終わり、再び駐車場に戻り、酔った勢いで田んぼのあぜ道を通って、ローソンへ、また酒の買出し。

ランタン点けてまた酒盛り。

ああ、楽しいですな。あした、何かあるんでしたっけ。

酒、無くなって、車に入って、横になったとたん爆睡。(続く)

矢島①

やって来ました!

9時間かけて、秋田県由利本荘市矢島町。


何も無いこの町が、一年で最も賑やかになるのが、7月下旬に行われる「矢島夏祭り」。
なんと、「全日本ヒルクライムシリーズ戦第二戦」である「Mt.鳥海バイシクルクラシック」、別名「矢島カップ」の日に、町を挙げてのお祭りが、選手受付広場で開催されます。

全国各地から集まる選手と、矢島町民が一体となって、この東北の小さな町を盛り上げるのです。
普段は閑散としている静かなこ町が、7月下旬の土日だけ、自転車野郎でウジャウジャになります。

しかも、他の大会が、駐車場での車中泊禁止、とか、敷地内のテント泊禁止、とか言っている昨今、この矢島だけは違います。

なんと、きれいに整備された公園の芝生の上とか木立の間にテント張り放題。みんな、野宿前提で来ています。
会場案内にも、明記されています。

そして、矢島の方々のあたたかいもてなし。

商工会、婦人会、中学、高校、警察の皆様。

特に感激するのは、給水所やゴール地点で、突然の雨にびしょぬれになりながら、笑顔で水やおしぼり、スイカを配ってくれる、中学生、高校生たち。

今回は、下山時に猛烈な雨に降られたため、ありませんでしたが、いつもだと、給水所で水を配ってくれていた中高生たちが、選手の下山まで待っていてくれて、一列に並んでハイタッチで見送ってくれます。

みんな、ありがとう!!

そんな魅力があるから、毎年矢島まで行くのが楽しみです。すごく遠いけど。


今年は、もう一つ、印象的な出会いがありました。

会場で、一生懸命になって来月開催されるレースの宣伝をしている、かわいらしい女性に会いました。

「きたかみ夏油高原ヒルクライム」というレースです。

お隣の岩手県の夏油高原での第一回目のレースだそうです。

一生懸命に説明してくれて、別れ際に「素敵なレースになりそうですね。ぜひ参加してみたいです!」と言ったら、その女性、とたんに目をウルウルさせて「ホントですかっ! 嬉しいですっ!」と大感激の様子。

去り行く私の背に、大きな声で「明日、頑張ってくださ~いっ!! 私、応援してま~す!」。
今度は、コッチの目がウルウル。

でも、彼女、ゴメン!
8月20日、21日って言ったら、乗鞍の前週です。
しかも、矢島よりさらに遠い。

ホント、ゴメン。 行きたいけど、まじムリ。

と言うように、私とKJTの鳥海山が始まりました。(続く)

2011年7月22日金曜日

明日は

笹本稜平と言う作家が好きだ。

「天空への回廊」、「太平洋の薔薇」、「未踏峰」・・・・・・・。

若い頃熱中した事と重ね合わせて、今、「還るべき場所」を読んでいる。


明日は鳥海山。

盛り塩と清め酒にて、山の命に儀礼を尽くし、入山の許しを請う。


湧き上がる闘志。

2011年7月18日月曜日

鳥海直前トレーニング

来週は鳥海山です。

さすがに、今日はトレーニングしないと、来週また恥ずかしい目に合うのでは、という恐れから、久し振りのトレーニングに行って来ました。

本当は、白石を上がりたかったんですが、車を出すのも面倒だし、かといって、この炎天下、自走であそこまで行っても、ろくなアタックは出来ないと思って、いつもの物見山に行きました。

朝6:00に自宅を出発したのですが、すでにジリジリとした暑さ。今日のコースを考えると、荒川に入ってから、物見山まで、日陰が無いことに気がつきました。
走り始めて、そんな事に気づくなんて、梅雨が明けてから走っていない証拠ですね。

荒川に入る頃には、すでに汗ダク。
ゆっくり行こうと思っていたのですが、やはり荒川に入ったとたんにスピードアップ。

スピード出した方が、風があたって気持ちいいのですが、脚、帰りまで持つのか?

それと、この時期の荒川はすごい事になってます。
自転車道一面にひからびたミミズが広がっています。
なかには、生乾きのヤツや、純生で動いているヤツもいます。
写真撮ったのですが、あまりに気色悪いので、載せません。

いつものように入間大橋の先で荒川離れ、高坂に向かいます。
この道は、ほんとにまっすぐです。

一面田んぼ。稲の青さが目にしみます。なんか、先週行った北海道を思い出しました。


途中、戸守のローソンで補給。
このローソンは、物見山方面へ向かう自転車野郎のオアシスです。


シャカシャカ走って、ほどなく高坂。
大東坂を登って、山村学園短大前の坂を気持ち良く下って、いつもの大好きな樹に到着。


里山の雰囲気漂うこのあたりが好きです。
物見山周回コースを力を込めて2周して、帰路に。


今日は、体が動いてます。
向かい風でも、楽勝の雰囲気です。

でも、こういう時に、魔が差すのです。

表の交差点近くの酒屋の自販機で、ビール買って飲みました。
水をかぶったように汗をかいている体にキンキンに冷えたビールがしみ込むようです。うまいっ!
飲み干すのに、30秒かかりませんでした。

さあ、ガソリンも補給したし、もうすぐ荒川。
飛ばせば、11:00頃には自宅到着でしょう。

ん?  ・・・・1キロくらい走ったら、急に脚が動かなくなりました。
あれ、何? どうした?

さっきのビールが一気に回ってきました。
よく考えたら、今日起きてから固形物はまったく食っていません。ローソンでのパワージェルのみ。
あとは水。
すきっ腹と疲労で、ビールなんか飲んだものだから・・・・。

あ、いや違うぞ。
普通はトレーニング中には、間違ってもビール飲むヤツはいない。

天罰ですね。

修行僧の形相。

でも、30分くらいしたら、普通に戻りました。
ちょうど走りやすい速度で巡航している体格の良いローディーさんの後ろに付いて楽させてもらいました。

秋ヶ瀬で休憩。


あ~ 疲れた。  あ~ 腹へった。

一般道を15キロ走って自宅着。11:45。



来週の鳥海山も、前日の酒はそこそこにしないとダメですかね。

2011年7月14日木曜日

鳥海山

なんか、久し振りの更新です。

ブログネタは腐るほどあったのですが、公私ともに忙しく、(「公」はともかく、「私」は凄まじく忙しかったです!)更新の時間すら取れませんでした。

で、タイジェスト。

美ケ原の翌週の日曜日(6月26日)は田宮流居合術全国大会。なんと、初段の部で準優勝してしまいました。

コッチをみてね。
http://gisenkai-jp.blogspot.com/

で、次の週は、師範の快気祝い(元気なお姿、嬉しかったです。)、やら、「公」の部分での飲み会やら、稽古やらで、連日午前様。

土は出勤、日は入間のアウトレットで家族サービス。

7月に突入するも、初日で「公」の業務でユーザートラブル。

対応に追われつつ、次の土日月は、私の両親を連れて、冥土土産の北海道!

めまぐるしい日々でしたが、楽しかったです。特に北海道。

久し振りに家族の原点に戻って、時を過ごしました。(面白い話、満載ですが、割愛!)


で、肝心の自転車ネタ!

なんと、全日本ヒルクライムシリーズ第二戦の鳥海山が、6月24日の観測史上最大の集中豪雨で、レースのコース上で多くの崩落や地すべりが発生して、コース変更を余儀なくされた、との連絡が来ました。

本来なら、26キロとヒルクライムレースでは最長の距離のレースなんですが、短縮され、21キロとなるとの事。

短くなっても、標高差は同じ。っていう事は、平均斜度がアップしてました。

去年までは、4.1%。今回は5.1%。

う~ん、作戦はどうしよう。
急にコースが変更になるのは厳しいな。
今までのセオリーが全く役に立たなくなります。

毎年、鳥海は、シリーズ戦の中でも割といい成績を残して来たので、ちょっと踏ん張りましょうか。
とは言っても、前述の通り、美ケ原の後、自転車の自の字も無いので、はなはだ不安ですが。

まあ、今年は、自転車部の相棒KJTも一緒なので、矢島を目一杯楽しませて頂きます。

早く行きたいな~っ!